ポッドキャスト特別企画 ~ リハビリの軌跡 5
ごぶさたしました。第5弾。
今回は kitanomaru です(タイトルをクリックで聴けます♪)。
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前回の「想い出のきれはし」録音製作の様子は
日記(→Recording Daze 1)で書いていたと書きましたが、
今回の kitanomaru も引き続き作業報告として書いていました。
ということで、こちらもまとめてみましたので是非どうぞ。
カテゴリ → kitanomaru
この曲から完全HDDレコーディングに移行しています。
ここでも読めるように、本当に!大変だったようですね(他人事)。
全て始めての作業だったのですから、まあ当然でしょうけど
日々苦労していた様子がうかがわれ、読むと当時の気持ちが蘇ってきます。
HDDレコーディングだけでなく、パソコンでの打ち込みも初でした。
イントロのピアノから「あの感じ」を出すために結構頑張ったと思います。
指のバランスとかニュアンスの微調整とか。
可能な限りデータ修正して、どうなるかやってみました。
あとは、エピフォンカジノの初使用。
これも重要なカギだったと思う。
あのギターをどう使うか。というか使いこなせるか。
ギターをレコーディングで使うこと自体、とっても久々だったし。
その辺も頑張ってみた感じですね。
今思うと、初めて経験する作業に使う題材としては
kitanomaruは少々難しすぎたかもしれません。
でも、逆に、ここまで入り組んでいた曲だからこそ、
大変な苦労もし、数え切れないくらいの試行錯誤もあり。
そんな過程を経て、なんとか完成に漕ぎ着けたものだから
喜びも充実度も大きかったのだし、
乗り越えたあと大きく成長できたのだと思います。
チャレンジャーとしては、
山は高ければ高いほどやる気も出るってもんです。
アナログ時代の音を是が非でもHDDで再現してやるんだ!と。
その意気込みだけで頑張ったのですよね。えらい(自画自賛)。
さて。
タイトルの kitanomaru ですが。
最近さりげなく 日記 のほうでネタ証ししましたけども、
始まりは ここ だったのでした。
恋愛の歌のようであり。
そうでないようでもあり。
つまり誰の話にも説得にも耳を貸さず
硬く心を閉ざしている人でも、
大切な人の言葉になら心を開くかも知れない、と。
特定のキーワードを打ち込むと開く扉のように。
そういう意味では「To ME」と世界観が似てるかもしれないです。
そして僕自身としても、
きみの言葉だからこそ刺さってくるし
ちゃんと受け取るし、伝わって来るんだ、と。
同じ言葉でも、言う人によって説得力が違うんだ、ということです。
僕にとってきみはそうであるし、
僕自身もそういう存在になりたい、というような。
そんな想いを武道館での出会いに掛けながら歌った歌でした。
その2年半後に ここに到達 できたのです。
感無量だった。
はたして
カベ は乗り越えられたのでしょうか。
でも。
ずいぶん近くはなりました。
これからも大変ですよ。
でも歩き始めた道ですので進み続けるのです。
初のフルHDDレコーディングとなった kitanomaru は、
「開き始める瞬間」を切り取った記念すべき一曲となりました。
ということで。また次回。
いよいよ応用編に突入します。
お楽しみに!
過去ログ。
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