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2011年7月15日

うたう

このツイッターの過去ログはちょうど半年くらい前のものだ、と書いたけど、何で半年前のを転載してるのか、っていうと、これより後になると見られなくなってしまうから。なので消える前に、いい発言は残しておこう、ということなのね。
まあそういう仕組みは置いておいて、半年前の頃、何かの啓示があったらしく、けっこういいのが残ってるので、こうして転載記事も増えるということです。

ということで引き続き、自分の創作に関しての発言が続いてる。いいね。


こっち来てよかったこともある。自分の中の「歌うヒト」欲が明確になったことだ。他人の録音をすればするほど、こんなのは自分ではない、自分は歌う人間だ、という気持ちが強くなり、自身のライブ活動を続けることに拘った。これは東京時代には無かった。なぜなら

録音物を公開して売るだけで、音楽家と思われてたからだ。今思えばそれは、ものすごく恵まれてたと思う。いまどき、表で歌ったりもせずにアーティストと思ってもらえることなんかないだろうし、今後もないだろうね。しかし

それは録音物軽視ということじゃない。レコードは遺作であり遺書であり墓である。一生残る自分の生きた証でメッセージ。その道は決して外れないが、ヒキコモリ体質の僕を引っ張り出して、ライブ活動させる気にさせてくれたことには感謝してるね。

狛江にもライブバーがあった。一度出る寸前の気持ちまで行って店に顔を出したが、最後の一歩が踏み出せずライブしなかった。まあ狛江でやっても誰が来るのかって話はあるだろうな。伊勢原の人は来てくれるって言ってたけど。だったら町田とかでもよかった気がするよな。

そういえば町田の連絡通路でピアノ弾いてたあんちゃんは元気かな。ピアノで路上って当時はまだ珍しかった。CDもちょこちょこ通行人が買ってたな。韓国のヒトだった気がする。

狛江でしなかった理由思い出した。あのとき新譜が無かったからだ。「FUSEKI」の制作に入ってなかったんだ。過去の曲するだけなのに、わざわざする意味ないなって思ったんだ。

マルコポールの批判のリベンジになるアルバムが自分のためにも急務と感じてて、それをライブ再開の絶対条件と考えてたんだ。当時。そうだったなあ。

僕はアーティスト名は本名だが、やっぱりそれはそういうキャラを演じてたんだと思う(途中で漢字になってるけど、それはあまり、キャラ問題とは関係ない)。ハルカゼさんが「むし」という名前で世界を創ってたのとどこか似てると思った。

らじおから今井みきのピースオブマイウィッシュが流れてる。これも黄金のカノンだよねえ。サビのコードでそのままエバグリが歌える。というか、ココから取ったような気もするw

僕の曲創りはアカペラの鼻歌ストックDatテープに無数に入ってるメロを元にしてコード付けてく事が多い。メロは素人でもできる。だから昔のも使えるが、コードを付けるのはプロの仕事だと僕は思ってるので、自分の成長までコード付けを待っていたんだよね。

20年前の自分と今の自分のコラボみたいな感じ。一本線でしかなかったメロが、コード付けによって、スパーンと世界が広がるダイナミクスはほんとエクスタシーに匹敵する。この快感だけのために生きてると言ってもいいような。

全体をそう作るわけじゃない。あるものはサビがそうだったり、あるものはAメロがそうだったりする。他の部分はそれをモチーフに現在進行の自分がつけてく。そうして自分の中で時空を超えた感じになってく。

僕の曲が自分の全時代を反映してるのはそういう理由なんじゃないかと思う。僕自身、自分の曲を「これはちょっと古い」とか「これは未熟」とか思う事がほとんどないので。

ええことやなあ…


ここまで。
人は何かと対峙したりすることで、自分がよく判る、見える、ということがあるね。僕の好きなロバートフリップの言葉で「嫌いな相手にわざわざ会いに行くこともある。そうすると自分自身のことがよくわかり、進むべき道もわかる」というのがある。逆境であればこそ、掴むものもたくさんあるってことだ。半年前の自分が掴んだのは、そういうことだろう。他人の世話ばかりしているうち、自分の欲求が確かなものとなっていった過程が吐露されてるのね。

あとライブ活動に関するポリシーもココではっきりさせてる。主体はあくまでレコーディングにあり、それの成就のためライブ活動がある、という今の僕の考え方が、ここでも別な言い方で書かれてるね。新譜がないなら、つまり、売る商品がないなら、する意味はないのだ、ということ。これが基本スタンス。

1月の東京ツアーに出るのはこのちょっと後だね。1月の東京は楽しかった。その理由がここで少し垣間見れるわけだな。なるほど。

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