« 音楽教師と体育教師の結婚 | トップページ | 昔の自分に戻るみたいで嫌だったけど »

2010年2月15日

非モテ非コミュっこの逆襲

昨日は、僕がプロデュースしてるバンドが独自で企画した、バレンタインライブだった。出演は僕含めて全員男子のグループで、お客様はみんなチョコ持参、どのメンバーが一番チョコもらったか、最後に発表!みたいなベタなw イベントだった。

僕が参加した理由は、出演だけでなくPA等の音響設備を提供しなければならなかったから。なので半分はスタッフだったんだけど、僕も歌えということで歌ったのね。どう考えたって僕にチョコなんかないし、そもそも一人だけ場違いだから、と思ってたんだけど、なんか義理、でもないけど、ファンチョコみたいなものを数個いただけて、意外だったし嬉しかったな。まあネタとして、というかオチとして僕がゼロ!でもじゅうぶん良かったのですが。

前々からブログでは書いてたけど、高校時代までの僕は本当に悲惨な生活を送ってた。でも僕は自分を天才wと信じて進み続け、自分に何が足りないのか、いろんな修行をしながら必死に探し続け、結果的にいまこうなってる。

今の僕はどの歳でも「奇跡の○歳」と言われ、若い人たちのイベントにも呼ばれ、違和感なく過ごしたりしてる。声も外見も水準を死守するため毎日節制とかしてる。

今それが、(たとえ必死だとしても)出来てるのは、高校時代までの不遇の経験があったからこそだし、自分としては頑張った成果なんだから、これくらいの還元はあっていいじゃない、と思ってる。

僕は常に同性の、特に同年代以上から疎ましがられる存在だった。高校時代までは、性格が先輩からかわいがられるタイプじゃないってのもあったし、明らかに普通と違ってたので煙たがられてたんだと思う。

それが大人になってくると、別な意味で叩かれるようになってきて、自分としてはその理由がなんなのかよくわからなかったのだけど、去年ある女性に言われたのだけど「あなたはすごい妬まれてるはずです。その歳でその外見でその声で曲で、同年代からするとホント嫌ですw」と。

その女性にそう言われたとき、ちょうどこないだラジオで言ったけど、僕がある系列の曲を発表し始めると、過去の友人がみんな離れて、僕のこと叩いたり意見するようになった、って。そのことを思い出した。

10年前CDを発売して、喜んでくれたファンの方たちもたくさん居たんだけど、旧来の知り合いがみんな文句言ってきたのは、そういうことだったのかな、と思ったりした。でもそんなの当時の僕は分からないから、本当に傷ついたんだよね。そのトラウマを10年引きずったんだ。そして今回のアルバムになるんだけどね。

僕の中では、今も自分は高校時代までの非モテ非コミュのヒキコモリという感覚と変ってない。こういうことにいちいち傷ついたり、なんでだー?って憤ったりするってことは、そういうことなんだろうなあ。


チョコたくさん嬉しかった。

|

« 音楽教師と体育教師の結婚 | トップページ | 昔の自分に戻るみたいで嫌だったけど »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 非モテ非コミュっこの逆襲:

« 音楽教師と体育教師の結婚 | トップページ | 昔の自分に戻るみたいで嫌だったけど »