« 非モテ非コミュっこの逆襲 | トップページ | 野飲み »

2010年2月18日

昔の自分に戻るみたいで嫌だったけど

ココ最近、自分のレーベルの子のライブの際には、ギターとかじゃなくドラムで参加するようになった。元々僕はドラマーは仕事としてやってたこともあったので、歌う以外では、なにかのアスリート系プレイヤーだとすると、それほど卓越してるってほどでもないけど、一応ドラマーなんだよね僕は。

ただ、たとえば自分の作風がネタ系からポップ系に進化して、それ以前に戻りたくなくなってしまったように、もう自分はシンガーソングライターなのだから、ドラマーなんか昔の自分なんだ、過去なんだ、って思って、話題に触れたくもないような時代の話だった。

それにほら、よくあるけど、昔の自分の感覚、なんだか嫌いだった自分に戻ってしまうようでいやだって言うのもあるでしょ。過去の自分の否定。中二病。

あとは、最近気付いたのだけど、おもしろいんだけど、たぶん今の自分は過去のドラマーだった自分に嫉妬してるんだって思った。ドラム叩いてるのがよかったとか、人に言われてたでしょ最初のうち。ちがう!僕は歌うの!あんなの嫌々やってたの、ドラムなんか好きでもなーんでもないの!って言うことで、歌う自分のほうが冴えないことを誤魔化してたんだよね。

まあでもね、一度は封印しないと、やっぱり別な道は拓けなかったと思うよ。器用貧乏っていうか、二兎を追うものは、って言うじゃん。やっぱり表現者として、創って歌う以外の道を全部封鎖したからこそ、エクスキューズみたいなものをあえて全部排除したからこそ、創って歌う人として開花できたんだと今でも思ってるから。

まあそんで、いろんな子プロデュースするようになって、やっぱりレコーディングだけじゃなくて、何かイベントあったら自分も演奏に参加したいやん。その時に今までは、わざわざ Bass と Drum の人とか頼んでたわけよ。でもそうすっと、自分はなにやる?ってなってギターとか弾いてたんだけど、やっぱりなんか「舞台上のお客さん」なんだよね。バンドに自分要らないって言うか。そんでいろいろ考えたときに、ああそっか、自分がドラムやればギャラだって払うこたねえし(笑)、楽しく出来んじゃね?みたいな事を思いついた。

その時に一番思ったのは、そのさっき書いた過去のこだわり。なんかまたドラムやり始めて、こっちのほうがいいとか思って戻っちゃうんじゃないの?自分、とか。んで恐る恐るやり始めたら、これが意外に楽しいわけですよ。ヒキコモリレコーディング作業の息抜きにもなるし、なんか大丈夫だった。

あと、ライブでやってみると、やっぱり「ドラムの姿もいいね」と言われた。でも不思議に「ちがう!オレは歌う人だし!!」とかなかったよ。なんか嬉しかった。それは、自分が歌う人として確立した世界でドラムやったからだって思った。昔は「ドラマーだった人が歌も始めてみました」だった。それが「今は歌ってるけど、ドラマーで活躍してたこともある」に変った。なんか嬉しかったよね。

いまは、そこも営業戦略としてじゅうぶん役立つってわかったので、積極的に何かできる場面があったらドラマーとしてやるようにしてる。

過去を否定し続けてたのに、ふと認めるときも来るんだなって思った。人生って長いね。そういうもんだね。

|

« 非モテ非コミュっこの逆襲 | トップページ | 野飲み »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 非モテ非コミュっこの逆襲 | トップページ | 野飲み »