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2010年2月10日

音楽教師と体育教師の結婚

僕プロデュースのライブ第2弾が無事終了。

僕は、自分の音楽性が近いこともあって、音大関係の女性と出会うことも多い。音大出たからといって、その後何か将来が約束されているわけでもなく、そんでまあ音大まで行くとなると、それなりの資産がある家の出なことも多く、結局は周囲から「花嫁修行」的に捉えられ、自然な流れで家庭に入る人も多いだろう。しかし本人の「創作したい欲」は消えるわけではないから、現実のギャップで苦しんだりし、精神的にへたれてくる人も多かった。

こういう人に会うたび僕は、大昔に見た結婚式の事を思い出すのだ。それは音大を出て音楽教師になった女性(先輩)の結婚式だった。相手は同僚の体育教師だった。披露宴には、その女性の音大時代の仲間が多数出席し、ゲスト演奏したりするなど、楽しい宴だった。ところが最後の新郎挨拶で体育教師が放った言葉にみんな唖然とした。その体育教師は全員の前で「家庭に入ったら、今後このような道楽めいたことは妻にはさせない、付き合いも控えてもらうようにするつもりだ。」と言い放ったのだ。

新婦友人一同は、表面上は穏やかな顔をしつつ、内心憤慨してその場を後にした。その後も僕らは何度かそのときの話題を出して「あれはほんとに悲しかった」「彼女は幸せなんだろうか」などと話した。


今その二人の家庭がどうなってるのかは知らない。でも、こういうこれに似た話はその後も良く聴いた。家庭というのはある種の人にとっては未だに封建制なんだろう。

僕はその話をずっと忘れなかった。忘れられなかったね。だから今でも、音大関係の人でなにか沈んでたりする人を見ると、僕に出来ることはないだろうか、と思ってしまうのだった。

僕はボランティアとかそういうことを決してしない人間だけれども、そういうひとには手助けしたい、と思うし、そういう目に見えない部分で傷ついてる人をもっと救うことは大事なんじゃないかって思ってるんだ。

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