輝くはずだった未来。
まずは、kobeni_08さんのこの記事を読んでみて下さい。
これ読むと、なんだか絶望的気分になるのね。
僕らがこういう問題をそのときの友人たちと話して、そういうのももう時代遅れだよねー、ハウスハズバンドの時代が来るよね、などと言っていたのは20年くらい前じゃなかっただろうか。その後僕は、こういう事を人と話す機会が失われたから、想像だけで世の中のことを勝手に思って、きっと時代も昔と変わったんだろうな、などと楽観してたよ。とんでもないよね。
僕はとても長い間東京生活をし、しかも付き合っていた人たちも先進的な人たちだった(と思うけど)。だから今思うと、この20年ばかりは純粋培養だったと思う。ホント幸せだった、と。
それが、3年前にいきなり地方都市に来て、経験すること全てがデジャブで、ここは20年前の日本なの?って思ったわけでしょ。そんななか、僕の唯一の希望は、いやいやここは地方だから、きっと東京は違うから大丈夫さ、ってことだったのに、こべにさんが突きつける現実は、ホントにほんとなの?っていうくらいなんだか絶望的だね、って思ってしまって。そら大変だよね、子育てなんかしたくないって人もいるよなそらあ、とか思った。
どこで誰が間違ったんだろう。それとも誰も間違ってないのか。不景気のせいなのか。よく分からないんだけど、自分の主張を社会の中でするのは、多分とても勇気が要るんだよね。
これは新しい日記のほうのブクマでもよかったんだけど、たとえばクリエイターとかそんなもどきが溢れてる時代に、ちょっとでも強気な主張したら、じゃあ次にはアンタ頼みませんから、と言われかねない。なので全然他人事じゃなかったね。当たり前の主張も出来ないわけなのか、そっか。あ、でも自分もそうだ。って思った。
東京じゃフリーって言っても本当のフリーに近いけど、地方都市じゃ、「地方都市」っていうデカいひとつの会社にいるようなものなので、そういう意味じゃ、こべにさんの新しい日記のことととても近いんだなって思った。
そんでこっちの本題にまた戻るけど、僕は食い物くらいいくらでも普通に創って食べるので、妻がたかだか一晩いないくらいでなにをあたふたするのだ?と思ったけど、よく考えたら子どもは別な食事でしょ。そこまでは自分も今の状態じゃ対処できないな、って気付いて、今のところその予定はないけど、そう言うことは今後は基本知識として覚えなくてはならないと。
その時に、男性ってのはやっぱり子どもの頃から、台所周りのこと慣れさせておかないとね、急に覚えろって言っても不器用だったりいろいろ不慣れで、妻とかに「下手ね」などと言われると、やっぱりやる気も萎えたりするからね、それは幼少の頃からそういう家事周りを慣れさせておかないと、オトナになって急に覚えろって言っても多分無理だと思う。車の運転と一緒で素質とかセンスとかあるものだから、しかしそれを補えるのは、幼少時代から身につけさせておく、しかないと思うから、今後の教育しかないなって思った。
そうするとね、時代が変わるのは、これからまだ20年後?すごい悠長な話だよね。
でもそれしかないんだよなあって思った。
長すぎだし。笑。
追記。
他にも「kobeniの日記」では、様々な現実問題が語られています。僕は、できればこれらの問題は、どこか別な世界の話だと思いたかった。でも紛れもない、これは「現在の」日本なんだな。
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