読者という神からの自立
批判は人を育てないのでしょうか。
しかし、褒め言葉だけありがたがってたら、周りはイエスまんだらけになり
裸の王様になってしまうかもしれません。
山田ズーニーさんのコラムがその辺を見事に書いてくれています。
必読なり。
http://www.1101.com/essay/2003-06-25.html
http://www.1101.com/essay/2003-07-02.html
そんなこんなで最近、この辺のことをいろいろ考えてたとき、
ふと昔のあることを思い出したのです。
僕がドラマーから歌う人になって、一番最初にプロの批評の対象になったのは
ミュージックマガジン誌上だったんです。
僕のインディーの音源がレビューされて、そこで批判されたんですよ。
もちろん、読んだときは凹みましたし、こいつ何も判ってねーよ!
などと思ったんですが、でも言ってることは外れではなかったんです。
それでその後、その批判を参考に、その後も作品を創り続けました。
表現者であり、作品を公に発表した以上、
あらゆる批判も受ける覚悟はいるでしょうけど、
全部を丸ごと引き受ける必要なんか、まったくなくて、
自然のウチに取捨選択して自分の糧にしてるんだと思いますよね。
僕らは「産む人だよ!」と、レーベルの仲間にはいつも言っています。
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