過去の栄光から起死回生への布石
今週金曜日、カフェ豆での鯨ライブでリリース予定の、田中マサオミCD制作が大詰めです。
Pirolinaさん企画の、初くじら付きライブで盛り上がってる一方、私の方は、こちらの方を着々と準備しておりました。それが、田中マサオミ唐川プロデュースCD初リリースです。関係ないけど、そうすっと今回の鯨ライブで、なにも催しがないのは私だけ。笑。ちょっと寂しいですが、まあ普通に歌います。
まあそんで、レコーディングの話だけど、ご存じの方はご存じですが、今年の4月にいきなり機材が不具合に陥りまして、アップルコンピュータ様に修理をお願いしても、「治る治る詐欺」のくりかえしで、何度戻ってきても治っておらず、それを何度か繰り返した後、いきなり、「昨日でサポート期間終了ってことで、もう治せないからねっ!」と唐突な宣告…。
こっちはもう「はぁ???」です。
まあそんな事件があり、新機材導入後も、またこれがまともに動かん。
そんなこんなで夏は過ぎ秋が訪れ、自分の音源や、過去に人のをプロデュースした作品を聴いては、「ああもう、こんなものは僕には創れないのだ…」と絶望の淵に立たされていたのでございました。
いくら過去に素晴らしいものを創っていても、今の自分がそれを出来なければ、それは自分じゃないって事です。自分の作品であっても、誰かよその人がやったことと同じって事です。良いもの創ったねえーと褒められても、
いや、昔のことですから、です。
私にとって重要なのは、今現在、それが出来るか、ってこと。
レコーディングを何もしていない5ヶ月が過ぎ、果たして自分にそんな感覚とセンスが残ってるのか。
というか、できるのか??と思ってた。
車の免許持ってても、ペーパーだと、おれ、ほんとに乗れるかな?って思うでしょ。
そういうことよね。
そんな自分に今回あえて、マサオミのCDを創る、という課題を出した。
優れたアーティストとの共同作業は「戦い」だ。オマエのセンスにこっちも相対せなければ、それは、組んだとは言わねえんだぜ、と。どっちかが負けてるんだぜ。と。そういう勝負を自ら言い出し、10月2日までに決着させて売るぞ!と。
もちろん、それを言い出したときは、かつてのような力が僕にまだ残ってるかなんて、全然判らなかった。未知数。ほんとに賭だった。
そんで1ヶ月過ぎ、昨日。
やっと2曲のラフミックスが出来て、あーこれなら、なんとかいけそうな気がする、と。
まあホッとしましたよね、と。
あとは、鯨ライブを僕も楽しむことにする。
もちろんマサオミのCDもリリースするぜ!
お楽しみはこれからだ!
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