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2008年12月12日

My Little Town

70年代に、この一曲のみ復活したサイモンとガーファンクルの曲です。

http://jp.youtube.com/watch?v=dVGc58r_YTU
http://www.youtube.com/watch?v=uMyzDekZAN0
(ソロバージョン。大雑把な訳詞つき。)

と言うよりは僕にとってはポールサイモンの曲ですけど。

せっかくエコーでこのことに付いて触れたので紹介します。

ここで歌われてる内容は、まさしく僕の故郷を歌ったものでした。
いや。
ポールサイモンが釧路の事を歌うはずはないです。笑。
しかしこれは、当てはまると思う人みんなの曲なのです。

僕が一番感心するのは、この曲の進行の凄さです。
転調を繰り返し、拍子も自在に変化し、まるで一編の映画のようです。

そしてそれは、歌詞の内容と見事に一致しているのです。
これはわかる人にだけわかる高度なバーチャルリアリティなのです。

そして、僕ら音楽を生業にするものにとって勇気を永遠に与えてくれます。
というのは、この曲が全米で日本で大ヒットしたからです。

その夢を、今の日本で魅させてくれる現在進行形のアーティストのひとりが
椎名林檎さんなのだと思っています。

話がそれました。


僕にとって一番重要なことはリアリティです。

僕は、リアリティのある曲しか歌わないし、創らないし、書きません。
そして、そういう方のレコーディングしかしません。

何故ならそれが僕の役割だからです。

もし僕がこんな曲を書けたとして、しかも世界中で大ヒットしたら。
もう自分は死んでも悔いはないと思うだろう。


唐突に話は変りますが、僕はブレイクする前の柴門 ふみさんが好きでした。

彼女の書くマンガは、心に常に突き刺さってきました。

柴門ふみの「柴門」は、彼女がポールサイモン好きだったので名付けたと言うことです。

彼女は四国の徳島出身で、そのまちを出るわけですが、
そのことに付いて書かれたと思われる自伝的作品があります。

その主人公である高校生が、植木を庭に植え、
それを飛び越え続けていれば、木がいくら高く成長しようとも、
自分もそれに伴って乗り越えるのだから、どんなに高くでも飛べるようになるはずだ、

みたいなエピソードがありました。

彼女はいろんな葛藤やら悩みやら抱えながら、
やがて町を出るのですが、

その作品の最後のコマに、このポールサイモンの歌詞が掲載予定だったのです。

しかし、許可が下りずにその歌詞は掲載されませんでした。

その代わりに、

掲載することが出来なかった、

という作者(柴門 ふみさん)のコメントが書かれていました。

それを見たとき

歌詞は掲載されていなかったけど、
その最後のコマに、My Little Townの音楽が確かに流れたのです。

僕はそのとき彼女の言いたかった事が理解できたような気がした。

そして今の自分が言いたいこともそれでわかったのです。

My Little Townと言う曲は、永遠に僕に問いかけてくるのです。

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