« 2007年4月 | トップページ | 2007年7月 »

2007年6月29日

spangle call lilli line

5月の博多ツアーで出会ったものでも印象が大きかったもの。

それがこのユニットです。

http://www.lilliline.com/

博多最後の夜、ヤダマ嬢&仲間達と入った大名のお店(Bar ORGA)で
偶然流れ出したサウンド。

これが流れ出してから、話に上の空になってしまい。
それくらい集中してしまった。

お店の人に「これ誰ですか?」と聴く。

カウンターに座っていた学生っぽい男子が
「これ、いいでしょ?いいでしょ?」
とすごく喜んで話しかけてきた。

最後の夜のすごいプレゼントだったね。
これで僕はスッキリした気持ちで帰ることが出来たのだ。


僕は自分が決してやることが無いであろう
ジャンルの音楽が好きである。

マイミクさんのCTさんとか
nobmonさんの音楽に共通した感じというか。

純粋にファンでいられる音楽、だ。


先月の下北沢でも同じようなことがあった。

知人のお店でかかった「ミックスCD」の選曲が素晴らしいので
「これ誰が創ったやつ?」とお店の人に聴いた。

僕がミックスモノに惹かれるのは理由がある。
僕自身が大昔、
遊びで似たようなことをやってたからだ。

もちろんDJじゃないし、曲のテンポも合わせなかったけど。
既存の音をセレクトして並べて新たなイメージを提供する、
という作業は、非常におもしろいと思ってる。

僕は元々ドラマーだったので
自分の曲のレコーディングでもDrumをプレイしたかった。
しかしスタジオに機材を持っていけないので
それが不可能だった。

それでも意地でも自分のプレイを使いたくて。

たまたま録ってあった数小節の8ビートパターンを
つなげて伸ばして1曲のトラックにしたりして使った。

これって今思うとループなんである。

このトラックを作ったのは1983年のことだ。

ちょっと自慢である。w


僕という人は、普段は閉じていて
壁もあり、ハードルも高い。

しかし、素晴らしい才能に出会うと
一気に開く。

そしてその対象に夢中になってしまうのだ。

相手は、いきなり無条件自己開放した僕を見て
とても戸惑っているのがわかる。

申し訳ないです。


スパングルコールリリラインをカウンターで聴いてた学生。
彼の喜ぶ様が、どこか自分と似ていて嬉しかった。

一瞬だったが、すごく心が通じ合った気がした。
最高の夜だったと思う。

また会えればいいね。

| | コメント (5)

2007年6月27日

the Swis vs プロテ星人

本日のラジオ収録、ゲストは
東京からやってきた「the Swis」と言うバンドです。

http://www.theswis.com/

全国ツアー中で、Be7でライブも行ないました。

実はですね。
このSwisさんと知り合ったのは、なんと!
あのカップヌードルコンピなのですよ。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1590642&GOODS_SORT_CD=104

このCDをたまたまBe7に持っていったところ、
「あれ、Swisって今月長崎来るよ」と吉村さんに言われ
あわてて曲を確認、なかなか素敵な音だったので
ラジオ出演をお願いしたというわけなのです。

すげー。

ライブも本当に良いライブでした。
バンドみんな上手いですが特に歌とギターが最高です。
メンバーさんも、今日の長崎は気持ちよかったーと。
うん。見ててそう思ったもん。

ちなみに、Swisさん、明日は福岡のライブです!
Be1です。

福岡にいる方!
明日時間があったら是非行ってあげて下さい!



ラジオの放送予定は7月15日。

僕のコーナーは市川森一さんセブン第2回。
「一人ぼっちの地球人」の特集でした。

これも切ない話なのよね。
今回は時間があったのでサントラを創った
作曲家冬木透さんのことも少し話しました。

| | コメント (0)

2007年6月17日

「悪気はない」ことの罪深さ

最近よく知人と話すのだが、「悪気はない」という行為が、いちばん罪深く、ややこしく、困るよな、と。良かれと思ってやった、とか。

まだ悪意があったりするほうが、怒れるし抗議できるし叩きやすいし、敵にしやすい。

「偉大なる天然」ということにも近いが、悪意はないが、結果、ありがた迷惑だったり、迷惑を掛けたり、人を傷つけてしまう、ということの罪深さは、取りようによっては恐ろしいとさえ思う*1

そんなことを急に思い出したのはこのエントリを読んだからだ。
Apple .Mac(消えています)

この中で取り上げられている記事はこちら。

夕刊フジBLOG:マクロス主題歌でブレーク「飯島真理」

エントリの中で飯島さんが書いてらっしゃるとおり、元の記事の内容からは、執筆者の悪意のようなものは伝わってこない*2。しかし、簡単な言い方で言えば、「ちょっと軽く観ている」感じがする。

たとえばこれが松任○由実さんについて書く場合、このような書き方で書くだろうか、あるいは、このように裏付けも確認も取らずにアップしてしまうだろうか。

この記者氏(?)は、最初から、こういう記事にしたい、という大雑把な構成を決めた上で記事を構築していったようなフシがある。

つまり、この記者氏は、飯島さんに準えて自分自身の言いたいことを書いただけなのである。その為には、題材は飯島さんでなくてはならず、反論されるだけではすまないであろう松任○さんとか、そういう方々では出来なかった。とっても失礼な言い方で言えば「飯島さんが適当」だった。そんな記者氏の、おそらく本人も気付いていないであろう、裏の気持ちまで読めてしまう*3


これに関しては、過去ログも含め、このブログでも散々取り上げてたことであるが、アーティストというのは、誰かのための素材ではないし、惹き立て役でもない。手軽にアーティスト論を語ることで、そのアーティスト本人が何を感じるか、そういうことまで想像できないようでは、モノを書く人間としてどうかと思う。

もちろんこれはアーティストに限らない。誰かについて書くことにより、その書かれた人がどう思うのか。

もちろん書くなとは言わん。ちゃんとケアした上での書き方というものがあるだろう、と。これって、スペックとしての筆力(?)はあっても、洞察と考察の放棄のような気がしてしょうがない、と思うわけです。プロはプロらしくおながいします。知りたいのは事実なのであって、どうでも良い、あなたの感想や感傷ではないのだ、と。


それにしても。飯島さん、達郎氏のことも含め、率直に良く書いたなあ。感心する。ほとんどの人は、こういう率直な本音とかは言えないんだよ。こういう業界になっていって欲しいと思うね。


私たちが”季節ものの商品”であるという事は

悲しいながらもすでに承知とはいえ、私たちタレントにも”心”が

あるという事を覚えていていただきたいものであります。


追記。

飯島さんの元記事が消えてしまったので参考のためこちらを。

アニオタフォース: 夕刊フジの記事に噛みついた飯島真理さん



*1:怒りたくとも、まぁまぁ悪気はないんだから…と宥められると、それ以上怒れなくなり結局、有耶無耶になったりするものだ。
*2:叩いてるとか、この世界にありがちな、そういう悪意はここからは読み取れない。むしろ、記者氏は飯島さんのファンだったのかも?という空気すら伝わってくる。
*3:そしてこのオレのエントリも、そんな「悪意のない罪深さ」的文章になってるかもしれない。

|

2007年6月 2日

地方雑感。

仕事の関係で地方にお邪魔することが多くなった。深く掘り下げたわけでなく、あくまで第一印象であるが、感じたこと、そこで話題に出たことなどをちょっと書いてみることにした。



  • バリアフリー的都会。

けっこう他人に冷たいのでびっくりした。>地方都市。
旅行者には親切だけどネイティヴには…。簡単に切り捨てられそうで怖い。東京って意外に暖かく進んでるんだなと少し見直した。
しかし、あんな大量の階段とかも地方にはない東京だけのものだろうな。そう考えると、あんなに歩き回ってるんだから東京に肥満の人なんて居ない気がするんだけど、実際は居るんだよなあ…。それ以上に食ってるってことでしょう?健康に良いわけないな。車社会の地方も同じようなもんかな。


  • 地方の価値観。

これ総攻撃くらいそうだが、東京と20年くらいずれてる気がした。例えば。九州に行ったとき「九州では所謂男らしさを要求されるからつらいでしょう?」と、ある女性に言われたが、「いや。東京でも20年前はこんなもんだった」と答えた。

方言の伝播の仕方を思い出した。京都から離れれば離れるほど古い言葉が残ってる、ってやつね。


  • 実力の拡散

地方でバンドを見ると意外に面白いし個性もあり、それに上手い。数が少ないだけに、少数先鋭で頑張ってるのかなという気はした。東京辺りだと音楽やるヤツは腐るほど居るから、それぞれがリーダーユニット組んじゃって、小さい「お山」がたくさんあるだけって印象があった。個人プレイというか。

地方で一人は孤独でつらいな。ぜったい鬱になるだろう。


そんなことを思ったりしたが、ただ単に、オレの東京での行動範囲と地方での行動範囲が違ってるだけかもしれないな、とも思った。旅目ってやつか*1


*1:旅先では鑑識眼が鈍るっていう

|

« 2007年4月 | トップページ | 2007年7月 »