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2005年10月26日

ポッドキャスト特別企画 ~ リハビリの軌跡 2

少年の10月

特別企画第二弾。
「少年の10月」はよそでもDLできるのですが
一応こちらでも上げておきます。


(下のバナーを iTunes にドラッグで Podcast に登録できます)


さて。
デジタルテープを使ったDA88のシステムに限界を感じ
遂にPowerMacG4でのHDDレコーディングへの乗換えを決意。
とりあえず「お試し」ということで、アレンジャーHW氏から
システムをそっくり丸ごと譲り受け、作業を開始しました。
(インターフェイスはMOTU。G4にはデジタルパフォーマ3が入っていた)


まったくのゼロから開始するのはちょっと大変だったし
DA88で使っていた 8mmビデオテープから
多数の素材を移さなければならなかったのもあって
まず作業はDA88とMacのシンクロから始めました。
この場合は DA88→Mac だからDAがマスターでMac側がスレーブとなる。
ビットレートあわせたりサンプリング周波数合わせたり
いろいろしなければならないことがありました。
どれも初めての作業でしたが、おもしろかったです。
サンプリング周波数変えると音程が変わったり
DA88でヴァリスピード変えると、Mac側の曲の速度も変化したり。
デジタルメディアのおもしろさを、たくさん味わった。

8mmテープから移動した素材は、ほとんど過去の完成品でしたが
唯一「少年の10月」だけは、メインヴォーカルが入ってなくて未完成品だった。

これは、こちら でちょっと書いたとおり
もともと東放学園実習用に創ったカラオケだったからなのです。
なので、最初創った時から
これにリードヴォーカルを入れるつもりがなかったんです。

で、僕の真髄としてはやはり「歌うたい」であるし
その作業がちゃんとできなければ始まらない、と。
まず唄録れ、話はそれからだ、ということで
この「少年の10月」カラオケバージョンに歌を入れることにしたのです。

そもそもそういうテスト的な企画で始まったので
これの唄録りではいろいろなことを試しました。
もちろんAutoTuneもかけたし、ファイルも細かくシフトとか
修正とか、ともかくできること全部やったな。
使い倒さないとツールは覚えないし。

それでDP3の可能性とか、エフェクトの色具合とか
ミックスの感じとか、いろいろ掴んでいった。
自分の演奏を目で見るファイルや波形として実際見たのも
この曲が初めてだった。
なるほど、なるほどー、って感じでおもしろかったな。


ということで、一通り好きなことをやりつくして
それで、次への作業に進んでいったわけですね。
あくまで「実験」と思っていたので発表の計画はなかったのさ。

それが ここ で書いたとおり「To ME」のリマスターの時に
「そうだ。これボーナストラックにしよう!」と急に思いついて
めでたく公開の運びとなったわけです。


以前から僕のことをご存知だった方には
僕の代表曲は「少年の10月」だ、と今でも言われます。
でも、これはスタジオバージョンが長らく存在せず、
ライブでしか聴けない曲だったんです。
そのスタジオバージョンが完成して、
みんなにも聴いてもらえるようになった、というのは
すごく良かった、と今思う。
新たに出逢った人とかも「To ME」収録のこの曲を聴いて
イイ!と言ってくれたり。

自分の中では、古い曲だしと思って
正直この曲に対する興味は薄れてました。
それが、新しい人たちに聴いてもらったことで
自分の中でのこの曲の位置がまた新しくなった気がしたのです。

そういう意味では「To ME」に収録して本当に良かった、と。

つまり、この時に作業しといてよかったな、と。
このシステム移動の時にテストでこれを使ってなければ
恐らく「少年の10月」は完成してなかっただろう。
それはホント。大げさじゃない。私リメイクってしない人だしぃ~。笑

ということで、HDDレコーディングでよみがえった曲、ですね。


それではまた次回。

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2005年10月23日

Last 5 Years

10月も残り一週間ということで(?)
この5年間を振り返ってみた。


-2000年の記憶
ライブ終了。ネットデビュー。超過酷PC追求三昧。ベスト盤「マルコポール」1位。

-2001年の記憶
音源研究Led Zeppelin ライブ研究2ch過去のマトメ

-2002年の記憶
Zep 研究。ネット交流縮小。レコーディングシステム入れ替え完了。

-2003年の記憶
日テレ復帰。To ME リマスター。思い出のキレハシ。武道館。動画リップ

-2004年の記憶
ネットバイオレンス。メモライズ終了。kitanomaru。ネットラジオ。DJ MIX


ざっとだけど。こんな感じかと。

思い返すと、
ネットデビューの後、やりたいことをやりまくり
全てやり終え、それがあったからこそ
2003年から新しい道に歩き出せたんだ、と気付く。
おもしろいのは、新しい道に歩きだしたら
同時に過去の清算と総括も始まったということ。
自分としては2003年以前のヒキコモリ時代にそれをやるつもりだった。
でも、いくらがんばっても出来なかった。
せいぜい、ちゅらさん見て号泣するくらい。情けな。

結局、過去を吹っ切るには
新しいことを始めなければならないってことだったんだなあ。と。
これに気付けたのは大きな収穫だった。
CTさんの MIX とか、いろんな新しいものに出逢えたのも
自分が新しいことを始めたからだと思うし。
ものごとは動き出すと動き出して変わってゆくのだ、と。

でも各項目のリンク先見てもらえば判るけど
ヒキコモリのおかげでいろんな副産物が発生しました。
それはそれで「お宝」だな、と今思うよ。
あれらがあるから、今スッキリしてるんだもんな。


ということで、たぶん来月から
周りの環境が大きく変わると思います。
今後どうなるかはわからない。
ともかく今できることを一生懸命やるだけだ。

そんな私でありますが
遠目から仄かに見守っててくれれば嬉しいです。


【告知】
そんな軌跡を音でも聴いてみようという企画。
ポッドキャスト特別企画「リハビリの軌跡」やってます。
興味のある方は是非、下のバナーを iTunes にドラッグして

登録してみてくださいな。

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2005年10月18日

ポッドキャスト特別企画 ~ リハビリの軌跡 1

Drive to 1996

ポッドキャスト特別企画第一弾。
実はこの企画はココログが ポッドキャスティングジュース を始めた時に
すぐに思いついたのですが、なかなか時間がなくて出来なかったのです。
そうこうしているうちに、いろんな人がポッドキャストを始めてしまって
ポッドキャスト自体、さして珍しくもなくなってしまいました。

まあそんな感じで、タイミングを激しく逸した企画ではありますが
時流に流されない私としては我が道を歩んでいくことにします。笑

興味のある方は是非この下のバナーを
iTunesにスルッとドラッグしてPodcastに登録してみてください。
順位が上がるかもしれません。


ということで、企画の説明。
10年間使用してきたデジタルマルチトラックテープレコーダの
レコーディングシステムが、不調だったり、
時代の趨勢がHDDレコーディング主流となってきたり、
まあその他いろいろあって、乗換えを決意したことは
以前もここで何度か書きました。

ちょうどその乗り換え時期は
自分の作曲活動のリハビリ期間と重なっていて
その期間に製作した作品は、そのまま
試行錯誤と成長の記録になっているんですよね。
それを製作順に解説しながら公開しよう、と。
まあそういう企画です。


曲の解説
で、初回の今日は一番上に置いてありますが
「Drive To 1996」。
これは、こちらの 解説 で書いたとおり
DA88(デジタルマルチ)の走行トラブルでイントロにノイズが入ってしまったもの。
幸い、そのノイズはミックスの「力技」で消すことが出来たんだけど
このトラブルが、DA88を見切った直接のきっかけになり
その後のHDDレコーディング移行を決意させたものでもあるのです。

ということで「Drive To 1996」は
DA88で録音した最後の曲となったのですね。
歌詞も Say Good Bye♪~ だもんな。
アルバム「To ME」の本編を締めくくる曲でもある。
たわいない曲なんだけど結構重要な位置にあるんだなあ、と。
改めて思いました。


ということでいかがでしたでしょうか。
次回はいよいよHDDレコーディングに突入。
お楽しみにしていてください。

昔の曲は以前のとおり、
こちらの ポッドキャストで不定期にアップしています。
そちらのほうも是非宜しくです。

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2005年10月10日

10月の What's New

ということで。
結局月一になってしまったぞ。笑

日々の報告は、おなじみ
Recording Daze 2 で書いています。

そこでも報告したのですが、
先日公開した「自由になるわ feat.ユウカ」が
プレイヤーズ王国の週間ダウンロードランキング で1位になっていました。
現在は2位のようですが、それでもちょっとびっくりですね。
嬉しいです。
聴いていただいた皆様、ありがとうございます。

昔の曲については、不定期で podcast にアップしています。
iTunes Music Store の検索でも出ますので
是非スルっと登録してやってください。

あと、新しいポッドキャストの企画も考え中ですので
そちらもお楽しみに、ということで。

近々良いニュースがお届けできれば嬉しいです。
また頑張ります。

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2005年10月 7日

Back to NAGASAKI

長崎の空

仕事をかねてちょっくら長崎に行ってきました。
初・長崎。初・九州!
やっぱりね。南!
太陽と空と。全然違う。季節も東京の1ヶ月前だった。
ともかく「暑かー」。


私が長崎に惹かれ始めたのは中学時代。
長崎犯科帳 という時代劇を見てからですね。
萬屋錦之介(中村獅童の叔父さん)もかっこよかったし
ほかの登場人物も魅力的だったし。
設定とか音楽とか。長崎弁とかも。
ともかく全てが好きだった。
なんばしょっとね。とかよく真似して言ってた。
(お文たん)

今見ると「必殺」っぽい気もするんだけどね。
オレ必殺見ないから。関係なかった。

UHF局とかで再放送やるたび毎回見てた。
何度か見るうちにいろいろ判明したこともあった。
さらっとしているようでどこか郷愁を誘う音楽は
矢野誠氏のものだったこと。
素晴らしいオープニング&エンディングカットの監督は
なんと実相寺昭雄氏だったこと。など。
劇中で流れてくる音楽の楽器の音色も、
当時のスタジオミュージシャンの方の音がしていて
「ああこれってあの人かも」とか想像できそうな感じが良くて。

前もどこかで書いたけど
自分が自分であることの始まりって
やっぱり中学時代だったと今でも思っていて。
当時の音楽、テレビ、ドラマ、映画、文化。
すべてが僕の始まりになっているわけです。

僕が本格的に作曲を始めていちばん最初に書いたのが
「少年の10月」という曲だった。
これはそんな中学時代を思い出して書いたものでした。

たぶん自分がやりたいことは中学時代に決定していて
その後はずーっとその実現のためにいろいろやっているだけ。
そんな気が今でもします。


まあそんな感じで、僕にとって長崎は
そんな大昔から心の拠り所だったし憧れの土地でもあった。
なのでいつか訪れたい、と思ってたんだよな。


これ以前の大きな旅行というと1995年の京阪神ツアー。
ちょうど10年前だよ。
この旅行も、日程も決めず自由に動いた旅だった。
そんな中、信楽に寄ったのが
僕の中ではいちばん大きかったかな。
そこで、それまでのふらふらしてた気持ちが
ぐーーっと地面に引き降ろされたんだな。現実に。

今回の長崎ツアーもそういう意味では同じだったかも。
そう言えるよう、これから頑張りたいってことですね。
しっかり地に足付けてさ。全ての想いをカタチに出来るように。


今度は徳島も行かんと。
よーし。

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