オレが選ぶ King Crimson ベスト15
キター笑
クリムゾンというと混沌のくせに構築美かね?
フリップのフレーズがツボだとしか言いようがない。
といいつつ叙情歌唱とか。ともかくおもしろい。
インプロヴィゼイションはZEPと似ていて、アーティスト間の
「意思」の投げ合いがキャッチできればすごく楽しめる。
フリップが解散マニアなのは、フリップを除くメンバーが
馴れ合って「おざなりインプロ」に走るからだと思う。
あれだけの卓越したテクニックの持ち主ならば
おざなりインタープレイはすぐ可能だもん。
聴いてても分かるんだ、それが。産業インプロ。
レッドKCもディシプリンKCも解散の理由はそれだね。
なわけでいってみよう。
1.21世紀の精神異常者
-基本中の基本。
グレッグレイクの考えたというリフがおもしろいねー。
クリムゾンのBassではレイクがロックっぽくて一番いい。
マイケルジャイルズも神。
しかし神は一度しか光臨しなかった、と。
2.I Talk To The Wind
-普通にいい曲。
イアンマクドナルドはフルートは上手いんだがな。
3.Cat Food
-カッコイイ。
バンドでやることになってDrumsを完コピーしたことがある。
4.Devil's Triangle
-ロック的サウンドコラージュの基本。
5.船乗りの話
-フリップのギターがかっこよすぎ。
6.アイランド
-これは沁みるなあ。逸品じゃないだろか。
7.Larks' Tongues In Aspic, Part 1
-素晴らしい。どこがってもうすべてがな。ありえない。
8.Book Of Saturday
-こういうのは大英帝国が誇っていい一面じゃないだろか。
9.Lament
-まさに「プログレ」な一曲。
10.One More Red Nightmare
-歌部分はともかくカッコイイです。
ソロ部分が今ひとつなのが惜しいなといつも思う。
しかしこういうのにおけるブラッフォードは神だねえ。
こいうのが向いてるってば>ビル
11.Starless
-ロック界の至宝というべき名曲。
12.Larks' Tongues In Aspic Part II(USA)
-このライブバージョンが必殺かな、と。
しかし規律KCバージョン(82)も捨てがたいものがある。
レヴィンもブリューもかっこいいからなあ。
13.Frame By Frame
-かっこよすぎ。
14.Heartbeat
-これは良い曲だなあ。よく出来てる。
ブリューやるじゃんって感じ。フリップのソロも良いです。
15.Two Hands
-これも。往年のクリムゾン的ではなかったが
ブリューの持ち込んだ新しい味は今思い返すと
なかなか良かったと思う。80年代ポップス的小品。
今思うと規律クリムゾンというのは
80年代に向かって開いていた穴だったんだなと思う。
70年代ロックが今でも好きなのは変わらないけど
そのままだと今頃オレ等はただの老人になっていただろう。
80年代に於けるフリップの牽引力ってのは
すごかったと思うよ(RofGしかり)。
いくら感謝しても感謝し足りない。アンタはすげえよ。
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