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2004年12月 6日

ときめきのアクシデント

来生たかおさんはたくさん素晴らしい作品を書いてるけれど
ぼくにとっては、この「ときめきのアクシデント」と
H2Oに書いた「僕等のダイアリー」が、もう双璧で
破格に素晴らしいと思っていて、ともかく凄いとしかいえない。
たった2曲だけど、僕の体の中の一部分を確実に形成していると思うよ。
特に「ときめきのアクシデント」に関しては、なんというか
アイドル楽曲の中でも1~2を争う名曲なんじゃないだろうか。
(歌ったのは原田知世さん)

実はこの2曲ともフジテレビの
アイドル学園系ドラマ(?)のエンディングテーマだった。
轟二郎さんとか柳沢慎吾氏が常連だった奴だね。
「ときめきのアクシデント」は「ねらわれた学園」。
で、「僕等のダイアリー」のほうは「翔んだカップル」。

何度も再放送してたから見たことある人もいると思うけど
この「翔んだカップル」のエンディングで、主人公の二人が
遊園地で遊んでるシーンが出て来る。
大昔、僕はこれを見て「いいなあ羨ましいなあ」と思ってた。
あれはたしか豊島園だったと思うんだけど、
いつかあんなふうになりたいもんだ、とか思ってた(笑
なんでそれほど羨ましく思っていたかというと
実は僕の出身地には遊園地というものがまったく無いからなのだ。
だから、どんなものなのか想像も付かなかったし
ただただ羨ましく、そのエンディングを見ていたのだった。

東京に来ていちばん最初に行った遊園地は豊島園だったけど
これは学校の研修で行ったので、自分の意思ではなかったし
デートでもなかった。
でも研修が終わったあと時間が余ってクラスのみんなで
乗り物に乗ったりしたときは楽しかったなあ。
みんなは照れつつも騒いで乗っていたけど
僕は初体験だから感動していたね。
今でも豊島園というとそのときの印象がとっても強くて
夢の場所という感じがする。

僕が自分の意思で初めて行った遊園地は
なんと向ヶ丘遊園だった。はは。って、なんで笑うか?(笑
豊島園は、当時の住居が近所だったのもあって
その後も数え切れないほど行ったが
向ヶ丘遊園は、そのとき以来行くことはなかった。

3年位前、その向ヶ丘遊園が閉園するという話を聞いて、
最後なら行ってみようか、と10何年ぶりに訪れてみたんだが
2月の平日だったということもあるけど
人もまばらで凄く寂しくて、夢の跡という感じがして、
妙に感傷的になり、ぐったりしてしまった。
おまけに、チケット販売機で一万円入れて
お釣りを取り忘れてしまう、という大失態をやらかし
ずいぶんトホホな気分で帰ってきた(8000円くらい失くした)。
いろいろ当時のことを思い出したり、
なんか平常心じゃなかったのかもしれぬ。

当時も楽しかったのかねー。どうだったんだろ。
楽しいと思い込もうとしてたんだろうか。
本当はTDLとかのほうがよかったんだろうか。
わからないな。
二人とか家族で行ければ場所なんて関係なかったんだろうか。

すごく話が展開してしまった。
ともかく。
来生さんのこの2曲は凄いぞ、という話さ。

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コメント

ときめきのアクシデント、僕らのダイアリー。共に潜在意識の中でずーっと聴きたかった曲です。そうか、来生さんの曲だったんだ。いわれて納得。あぁいう甘酸っぱい世界感の曲をリアルに作れる人ってもういないのかなぁ?というか時代が変わっちゃって、ときめきとか青春なんてのが死語に近くなっちゃてる今が悲しい、、。だからカバーとかR三十なんちゃらなんてのがはやるのでしょうね!知世ちゃんは長崎出身でしたっけ?いろんな意味でちょっと切なくなってしまいました。勝手に色々すみません!

投稿: 通りすがり | 2009年2月16日 21:42

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