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2004年11月 2日

一生懸命うたうとか play するとか

良いよね。
それだけで、内容が伴ってなくても(笑)
何か伝わってくるものだ。

以前、身体の中にある鍵盤の話で書いたこととは矛盾してしまうけど、
美空ひばりやポールロジャースレベルに到底及ばないながらも、
それに少しでも近づこうと努力する、と。
世界中のどんな人も
自分が一番上手いなんて誰も思ってないわけで、
だからこそプロは日々の鍛錬を怠らないわけだろう。

僕自身の好みとして、楽に歌っている人とか
楽に弾いている人のプレイは好きではない。
生まれながらの歌い手さんみたいに、
寝て起きてもすぐに素晴らしい歌声で
何でも歌えるというような人には(凄いなーとは思うけども)、
あまり興味はないのだ。
ギリギリでスレスレでプレイするからこそ生まれてくる
場のエネルギーみたいなものがあると思う。

例えば僕がジミーペイジを好きなのもその辺に理由があって、
テクニックがめちゃくちゃで粒もグチャグチャながらも、
勢いで突っ走っていく。それが凄いわけでさ。
何を弾こうとしているのか、その辺はこっちの耳でフレーズを補えるし、
ともかくペイジの発したエネルギーが重要なんだよね。
彼の発したメッセージを完了させるのは僕の頭の中でもできる。
でも、発するのは彼にしかできないわけだから。
同じようなことはキースエマーソンにも言えるけど。

テクニックがまともで、エネルギーも兼ね備えていた人だと、
僕は、過去にはパットメセニーさんくらいしか知らない。
ジミーが頭の中で考えていることをテクニックで全てマトモに表現できたら、
メセニー氏のプレイみたいになるんじゃないかな、
といつも思っている。

ちょっと話がずれたが、つまり歌も
楽に「すーーーっと」歌っているものにはあまり興味がなくて、
キーやピッチがスレスレだというのが良いんだよね。
なんでこんな高い声でいつも歌うの?とか、そういうのが胸に来るわけだ。
刹那的で禁欲的な感じが、たまらない魅力なんだね。

人間、楽しちゃダメなのよ(笑

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