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2004年9月 3日

each time

otaki.jpg
注文していた 20周年イーチタイムと、
レココレのEach Timeインタビューが届きました。

A LONG VACATION 以来ですが、これもとてつもなく面白かったですね。
しかし、これってブリティッシュだったのか。激しく初耳だ。

ロンバケが81年でイーチタイムが84年。
丸3年というのは当時の年代では、とっても長い年月だね。
僕が東京に来た年と、活動をやめた年だもん。
どうしても、片方が始まりでもう片方が終わりな感じがするのは、
これは致し方ないのだが、奇しくも
大先生ご本人までそう思っていたとは。これまた奇遇なもんだ。

前にも書いたんだけど、僕の曲は大先生を彷彿とさせるようで、
何かにつけて関連付けて語られました。
僕本人はもちろん好きだけど、それほど意識はしてなかったのですがね。
ある事務所とやり取りしていた 1997年頃、
そこのNさん(今 aikoさんのマネージャーをしている)に
「テープを大瀧さんに持ち込んでみようと思います」
と言われたことがありました。
僕は焦って
「いやー。大瀧さんがこれ聞いたら怒りますよ(謎)」と言って断ったんだけど
「大滝さんの刺激になればいい結果になるかもしれない」
とか言われて結局OKしました。
でも当時の大瀧さんは、持ち込みのテープの類を
一切聴いていなかったということで、
僕の作品も大先生の耳に届くことはなかったようです。

「僕は僕らしく」とかその辺が、スペクターサウンドっぽくて
似ていると思われる部分もあるのかもしれません。
僕的には、あれはポールの「COME AND GET IT」デモテイクを
完成させてあげようという試みだったのです。
作った当時は、まだビートルズのアンソロジーリリース前で、
ブートの「ウルトラ・レア・トラックス」のバージョンを参考にしたのです。
あの録音ってスペクターと言うか「ハロー・グッドバイ」っぽいじゃない?
だからそれをゴージャスにしてあげたわけです。
あれのドラムのオカズとか、ポールっぽいでしょ?それも意識してですね。

もうひとつスペクターかなと思うのがある。「君は君らしく」だね。
録音当時は本当に苦労したんで、そのことしか覚えてなかったんだけど、
後から振り返って
「あー、あれって All Things Mast Pass だねー」と自分で気づいたわけ。
つまりスペクターですよね。アップル時代のスペクターです。
これはフリークにとっては邪道なのかもしれないけど、
僕等ロック世代にとっては、
アップル時代のスペクターの音壁のほうがリアルなんだから。
今でもあれと「ジョン魂」の音像は素晴らしいと思います。

そんな感じで録音が進んで「それぞれの夏休み」なんだけど
これも少しナイアガラっぽいのかな。僕としては、さっき書いた
僕自身の81~84年に対するオマージュ的な感じで
エリック・カルメンとかを意識したんですが、そういう要素もあったかもしれません。
歌が終わって最後のストリングスの部分は、映画のエンドタイトルを意識したもの。
クレジットが上に流れていくやつ。で、最後のピアノで The End。
自分で言うのもあれだけど、良くできてるわーって今でも思う。
早くリマスター版作らなきゃね。マルコポールはベストだから。

で、それらの曲を、とっても Nさんが気に入ってくれて、
大滝さんっぽいとか言ってくれて。
嬉しかったんで僕もそれに応えようと思ったんですね。当時。
それで「夢見る Blue Moon」とかをあんな感じで作ったわけです。
季節もちょうど夏だったので楽しかったですね。
イントロに、もろ大先生風コーラスを入れて大サービス。
で、張り切ってエンディングにも入れようと思ったら、
マルチのテープが引っかかって止まってしまった。
それでこの計画がボツ。
なのであの曲にはエンディングにコーラスがないんですよ。
本当はイントロと同じのを入れる予定だったのよ。ガッカリでしたね。
しょうがないけど。マルチを破損してしまうわけには行かない。
泣く泣く諦めました。

結局自分の思い出話になってしまったな。はは。

イーチタイムの始めの印象は「覚えにくい」だった。
何度聴いても曲を覚えられなかったです。
わざと複雑に作ったのだろうか、それとも
製作が進んでくると到達する「必然」みたいなものだったのだろうか。
その答えはこれから出るのではないかな。

そんなことを今、聴きながら思っています。

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コメント

そうか、大瀧さんか。。
このひとのジャケットは鈴木英人さんではなかったっけか?
わたしにとっては古き良き時代の(笑)モアベター(笑)なイラストレーターだ。
セコイ現代の感覚には似合わないリッチな夢のイラスト達。
今のこの時代にはマッチしにくいだろうなぁー。

あ、大瀧氏の曲はあまり知らなくてごめんね。
そういうことがあったんだね、maruしゃん。
かっこいいねーー!!
近年富に音楽を聴く映像を見る時間を削減して生活せねばならぬ状態が続いております。
あの頃のように朝起きれば音楽、寝るときも音楽車の中でも音楽仕事しながらも音楽。。。。そういう生活がいつか戻ってくるといいなぁ・・・・

投稿: ぎん。 | 2004年9月 9日 08:00

イラストは永井博さんですね。
鈴木氏は達郎氏のジャケットのほうです。
どっちも似た印象だけど。

これらの影響で、こういうイラストが
一時期、流行りましたよね。

音は。
最近は無きゃ無いでも
生きてゆけるんじゃないかな、とか
達観したようなことを思います。
僕の場合、
BGとしての聞き方ができないんですね。
音楽が流れていると
そこに気持ちが持っていかれるので
辛いといえば辛いです。

普通に聞けるようになりたいけどな。
無理だろうなあ。と思う。

投稿: kara | 2004年9月10日 08:34

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