« SansAmp | トップページ | 8ビートは頭2拍で決まる。 »

2004年6月 9日

フィルコリ

昨日書いたファルセットに関しての文章を
判りやすい様に校正したら消えてしまいました。
なので削除しました。
やはり。
まだ語ることではないね。
時期尚早だった。
自分の最期を悟った時にでも
改めて語りましょう。


私はドラマーでしたが、元々は
好きで始めたわけではありません。

当時ドラマーで且つ歌うというような人は
あまりいませんでした。
あくまで裏方だったのです。
僕は元々歌を歌いたかったのですが
まだ準備とかもできていなかったし
そもそも双方を両立させられるとは思っていなかった。
いつかはシフトしようと
多重録音などで作品をためてはいましたが。
例の「高田馬場」みたいな実験的なのばかりでしたね。

そんな私たちに夢を開いた人物、
それがフィルコリンズだったのです。

ドラマーとしての彼はどうだったか。
個人的意見ですが 8 beatは下手です。
ですが、それ以外のテクニック、
タイム感やグルーヴ感は卓越したものがあります。
つまり、総合的にはかなり上手いです。
BrandXよりもGenesisに於ける
シンフォニックなプレイのほうが
タメがあってかっこいいですね。
ライブのロスエンドスとか名演だと思う。
ファースオブフォフス中間部とか。

彼はゲートとかバリライトとか
さまざまな分野でも才能を発揮しました。
彼の提案するどのアイディアも
「こうだったらいいな」というツボを
実に心得ていて、素晴らしいものです。
心得すぎていて嫌味なくらいです(笑)。

彼はドラマーですが
たぶんプレイしているときは
自分がドラムだけ演奏しているつもりはないと思う。
一緒に空間を生み出しているのです。
優れたドラマーならば、全てのタッチ、
サスティンをスティックでコントロールできます。
その一つ一つの音の粒が全体の雰囲気を決めるんです。

歌うドラマーと歌わないドラマーとの違いはそこだな。
僕にとって彼は全てにおいてツボだった。
というか、「これってアリなんだ!」という存在。
壁にぶち当たってあがいていた自分に
こういう道があるんだよ、と教えてくれたのです。

ドラムだけに限れば
マイケルジャイルズやボンゾのほうが
はるかに好きなんだけどね。
あ、リンゴも忘れちゃいかん。

でもフィルコリに学んだものは
限りなく多い。まさに大先生なんだな。

|

« SansAmp | トップページ | 8ビートは頭2拍で決まる。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« SansAmp | トップページ | 8ビートは頭2拍で決まる。 »